主人公は鎌倉の文具屋兼代筆屋の2代目ポッポちゃん。 

登場人物がみんな、○○さんのような呼び方ではなくあ だ名で呼ばれてるのも良い。

 各章が季節ごとに区切られていて、代筆屋を訪れるお客さんとのやり取りが綴られている。

どんな内容だとしても手紙を通してだからこそ伝わるものがあると感じ胸があたたかくなるものばかり。

 忙しない毎日を送る人が多い現代を生きる中、その時の流れに疲れた人にぜひ読んで欲しい本でもある。 

鎌倉の少しゆったりとした時の流れを感じることができる一冊なので、1章ずつ大切にゆっくりと読んで欲しい。